【職業訓練】Illustrator認定試験向け覚書♪ カラーの基礎知識
こんにちは!タンです♡
今日は、Illustrator認定試験の知識問題のお勉強をしたので
復習のまとめとして書いていきます。
カラーモードについて(2種類)
RGB(光の三原色・WEB)
デジタル機器で用いられる。三色全部足したら白になる。
加法混色。0〜255の256段階で表現する。
CMYKよりRGBの方が色数が多い。
RGB→CMYKに変換すると色が変わる可能性が高い。
CMYK(色の三原色・DTP)
印刷物で用いられる。三色全部足したら黒に近くなる。真っ黒ではない。
減法混色。0〜100%で表現する。
プロセスカラーと言われる。
Illustratorの新規作成時か、ファイル→ドキュメントのカラーモードで選択。Illustratorの知識問題では、何と何を混ぜたらこの色になるか。という問題もある。上の図は覚えておいたほうが良い。
カラーモデルについて (5種類)
グレースケール(CMYK)
CMYKのKの濃淡で表現する。印刷物に使用。
RGB(RGB)
WEB素材の製作時に使用。
三原色を各256段階で表現する。
HSB(RGB)
人間の視覚に基づいたモデル。
色相(H):角度で色相を表現。
彩度(S):鮮やかさ。0〜100%で表現。0%は無彩色。
明度(B):明るさ。0%だと黒に近く、100%だと白に近くなる。
CMYK(CMYK)
印刷物の製作時に使用。
4原色を各0〜100%で表現する。
WEBセーフRGB(RGB)
Windowsで表現できる256色とMacで表現できる256色の中の、
共通の色である216色を表現する。 16進数で書く。#003366 左からRGB
カラーパネルのメニュー内で選択することができる。
必ず、カラーモードに合わせたカラーモデルを選択すること!
色域外警告について
カラーパネルに現れるのこと。RGBやHSBで選択した色がCMYKで表現できない時に現れる。をクリックすると、CMYKで表現できる近しい色に変換される。
これは何か?という問題が出る可能性もある。
カラーマネジメント
カラーマネジメントシステム(CMS)
作成したものと出力したものの色が違わないよう、調整してくれるシステムのこと。
デバイスに依存しない絶対的な色のことを、デバイスインディペンデントカラーといい、CIELabカラーが用いられる。
カラー設定
IllustratorでのICCプロファイルの設定は、ファイル → カラー設定で可能。
基本さわることはないが、必要な時にはココを覚えておくこと。
ICCプロファイルの種類
- sRGB:標準的なモニターで使用。色域が狭い。
- AdobeRGB:sRGBよりも広い色域。DTPでは標準的。
- Japan Color Coated:オフセット印刷・コート紙・枚葉印刷。
- Japan Color Uncoated:コート紙以外の紙・枚葉印刷。
- Japan Web Coated:雑誌広告など・輪転機印刷。(WEB用ではない)
- Japan Color Web Coated:オフセット輪転機印刷。
- Japan Color NewsPaper:新聞輪転機印刷。にじみやすい。
キャリブレーションについて
モニター等、機器側で色調整して正確に表現できるようにすること。
以上が、カラーの基礎知識でした!