【職業訓練】Illustrator認定試験向け覚書♪ 印刷の基礎知識編
こんにちは!タンです♡
今日も、Illustrator認定試験の知識問題のお勉強をしたので
復習のまとめとして書いていきます。
プロセスカラーについて
特色について
- 彩度の極めて高い色・蛍光色・金・銀など、プロセスカラーでは表現できない色を使用したい場合、あらかじめ調合して作成した「特色インキ」を使う。
- 通常のプロセスカラー+特色を使って印刷することで、色の再現性が高い印刷物を作ることが出来る。
- 1,2色の特色インキのみで印刷し、コストを抑えるという方法もある。
Illustratorでは、特色はカラーガイドの中の、DIC・TOYO・PANTPNEなどから選択できる。特色の場合、スウォッチパネルでサムネールを見ると、色の右下に白い三角の中に点が付いて表示される。
オーバープリントについて
K100%と他の色が隣り合っている場合、版ズレしても紙色が見えないよう、オーバープリント設定をする。
- ヌ キ:オーバープリントなし
- スミノセ:オーバープリントあり
Illustratorでの設定は、ウィンドウ → 属性 → オーバープリントにチェック。
オーバープリントしたくない場合、K100%+Y1%に設定する。
- カラーを全て100%にして黒を表現しようとすると、インクがベットベトになって乾きが遅くなるので、Kで指定する。
- 全て色の%合計が300%を超えないようにすること。
トラッピングについて
C100%とY100%が隣り合っている場合、版ズレしても紙色が見えないよう、トラッピングを設定する。
- トラッピングとはオブジェクトの境を少し重なり合うようにすること
Illustratorでの設定は、効果 → パスファインダー → トラップで設定。
色の構成について
RGB表示の時、CMYKで見た場合の色の確認が出来る。
Illustratorでの表示は、表示 → 色の構成 → 作業用CMYK。
トンボについて
トンボは、各版がズレていないか見当合わせをしたり、断裁位置を示したりするものです。印刷物を作成する場合は必ずトンボを付けます。
- トンボの線幅は0.1mmか0.3pt
- どの版でも印刷されるレジストレーションカラーが使われている
- コーナートンボ
外トンボ:塗り足し(3mm)
内トンボ:断裁位置・仕上がりサイズ - センタートンボ
多色印刷の場合の見当合わせ位置確認
以上、印刷の知識まとめでしたー♡